仏事豆知識

仏壇、仏具の販売なら名古屋の奥村仏具店へお任せください。
核家族化が進み仏壇のない家庭が増えています。親が亡くなり始めて仏壇を購入する。そして、普段からお寺様とのつながりも薄い為、どんな仏壇を選べば良いかわからず、身近に詳しい人もいない方にも、わかりやすくサポートします。
ご購入までご納得していただけるよう、ご奉仕いたします。
仏壇と仏具選びは伝統と信頼の弊社にお任せください。
通販はもちろん、店頭にも豊富な在庫をご用意し、皆様のご用命をお待ち申し上げております。
よい仏壇を選ぶための豆知識。御参考になれば

数珠の豆知識

お数珠とは

お数珠の連なる珠ひとつひとつは、ご本尊に例えらています。またそれを持つ事によって、仏様に守られることになります。
お数珠の形式は、宗派ごとに定められていますが、特にきまりなくどの宗派にも用いる事の出来るお数珠がほとんどです。
お数珠の珠には、黒檀や紫檀の銘木、水晶や瑪瑙メノウなどの貴石、菩提樹などの木の実、などが使われます。
正式な数珠としては、108珠を基本としていますが、20~30珠くらいで構成される片手数珠も広く使われています。

数珠の持ち方

数珠は、左手か、左手手首にかけます。
数珠を左手にしたまま合掌礼拝することもあれば、両手にかけたりと、宗派によって持ち方は宗派によって異なります。
指輪念珠は左手の中指にはめます。

各宗派の数珠

天台宗
特徴
天台宗の数珠は、平玉を使うのが特徴です。母珠(親玉)からは、20顆(か)の平玉と10顆丸玉が下がっているのが特徴です。真言や陀羅尼を唱える時に数を計算する為だそうです。
持ち方
母珠を上にして、房は手の外側に垂らすようにします。
合掌するときは、両手の人差し指と中指の間にかけ、数珠を手の中に包み込むようにして手を合わせます。

真言宗
特徴
もともと、親玉から7夥目、21夥目のところに四天があり、真言・陀羅尼を七遍、二十一遍、五十四遍、百八遍をとなえるという修法からです。房も振り分けと表記される四つの梵天房が付いているのも特徴です。
持ち方
左手に持つときは、二重にして、親指と他の四指との間にかけ、二つの親玉を親指で押さえて房を握るようにして持ちます。房を下に垂らすような持ち方はしません。
置く時は、三重にして、房を丸くなった内側に置くようにします。
これを、「置く時は三匝(さんそう)、手に持つ時は二匝、腕にかけるときは一匝」と伝えています。
あやとりのように左右の中指に通し、房は外側に垂らして合掌します。(自分のときの行には、房を掌の中にいれます。)

浄土宗
特徴
二つの数珠を一つにつないだもので、知恵の輪のようになっており、一連が27夥、他の一連は20もしくは40顆で輪が通してあり、10顆の平玉と6顆の丸玉の弟子玉がついています。
持ち方
合掌するときは、二つの母珠をそろえて上にして親指で押さえるようにかけ、房は手前に垂らすようにします。
手に持つときは左手首に通します。

禅宗
特徴
銀色の輪が数珠の中にあり、四天が均等にあることが特徴です。
持ち方
小さい数珠は、一輪、大きなものは二輪にして、左手の親指と他の四指との間にかけて、房は下に垂らします。

日蓮宗
特徴
日蓮聖人は、数珠のことを念珠と記しています。
母珠の一方に三つの房がついていることで、その中の小さな房は「数取」といわれ南無妙法蓮華経の七字題目を唱える事の数取りのためで10顆の小珠が付いています
持ち方
唱題や回向の場合は、三つに分かれている房の方を左の中指にかけひとひねりしてから他のほうを右の中指にかけ、房を外にたらします。
合掌するときは、二輪にして左手の四指にかけ、手を合わせます。
手に持つときは二輪にして左手の四指にかけ、親指ではさむようにします。

お数珠の修理

長年数珠を使用しておりますと、房が黄ばんだり、糸が切れたりします。
買い換えることは容易い事ですが、
愛着のあるお数珠、大切な方から譲り受けたお数珠
修理してても使いたいご要望にお答えします。
修理してよみがえらせることが出来ます。

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